シンママなのに病気になっちまったよ!
乳がんの診断を受けて、真っ先に頭をよぎったのは医療費と生活費のこと!
今回は、低所得シングルマザーの私が、実際に支払っている手術前の医療費を赤裸々に大公開します。
- R6.5.21に左胸全摘
- 30代シングルマザー
- 5歳、9歳の2児ママ
- 理学療法士&在宅ワーカー
手術前にかかった医療費
- 紹介状を持っての初診日&針生検
- 告知を受けた診察日
- 術前検査
- 検査結果をきいた診察日
計4回の受診と針生検の結果、ずばり支払った金額¥4,400!
「ウソだろ!」って声が聞こえてきそうですが、ひとり親家庭等医療助成制度に本当に救われています。
もちろん病院や検査項目によって、医療費の金額は全然違います!
「シンママの私を助けてくれた制度」と「窓口で支払ったお金」、「申請後に返ってきたお金」のことを、ぶちゃけていきます。
シングルマザーを助けてくれる制度
シングルマザーを助けてくれる医療費制度は、「ひとり親等医療助成制度」と「高額療養費制度」です。
この2つの制度は、どちらも一緒に使うことができます。
ここではザックリ説明しますので、詳しく知りたい方は、ご自分の住んでいる自治体HPを確認してください。
ひとり親家庭等医療助成制度
母子家庭や父子家庭は、医療費の負担が家計を直撃するので、その負担を軽減するための助成制度。
外来受診や入院はもちろんのこと、薬局での支払いも対象になるので、本当に助かります!
自己負担する金額は、「〇割上限」や「〇〇円上限」など自治体によって異なるので、ぜひ自分の自治体を確認してください。
しかし、所得制限があるため、自治体の規定を超えた収入を得ている場合、対象外になることもあります。
高額療養費制度
この制度は、1ヵ月(月の始め~終わりまで)に一定額を超えた部分を、高額療養費制度で支給する制度です。
一定額は、所得によって異なるので、ご自分の上限額をしっかり確認してください。
私は、住民税非課税世帯なので、上限額は¥35,400。
どれだけ医療費が高額になろうとも、この金額以上は支給対象になります。
しかーし!「限度額適用認定証」が無ければ、一度は窓口での支払いが必要になります。
いくらお金が戻ってくるとはいえ、家計を直撃…
窓口での支払い負担を減らしたい方は、受診前に「限度額適用認定証」を申請しておくことをオススメします
差額ベッド代や、食事代・パジャマ代などは、自己負担になるので注意してね!
支払った金額&返ってきたお金
私が手術前に受診した回数は、全部で4回。
- 1/26(診察&針生検)
- 2/9(針生検の結果&ガン告知)
- 2/28(術前検査)
- 3/2(検査結果&手術前の説明)
窓口で支払った金額は、合計¥29,160。
病院からもらった領収書をもち、役所へ申請にいきました。
申請後1~2ヶ月で支給されるのですが…
返ってきたお金は、¥24,760!
自分の手元から出て行ったお金は、自己負担金の¥4,400のみでした(泣
本当にありがたい!
まとめ
乳がんと告知され、これから先の未来に不安を抱えたものの、ありがたい制度に本当に救われています。
手術前に、高額療養費制度を使うことはありませんでしたが、告知後すぐに限度額適用認定証の申請手続きは済ませました。
シングルマザーでも前向きに治療できる!